同窓会のあゆみ

    「京都教育大学120年史」より
    1909(明治42)年は、京都府師範学校の創立30周年に当たり、既に卒業生数は1,000名を越え、教育界をはじめ我が国の各方面において活躍が行われていたが、この全卒業生を対象とした組織は存在していなかった。当時の京都府師範学校校長鈴木光愛は、これらの要望に応えるため、同窓会の創設を企画し、明治42年4月14日、京都市及び近郊に在住の卒業生の中から、各年次の代表者44名を集め、同窓会創設発起人会を発足した。 この創設発起人会による準備が進められ、明治42年4月25日、京都府庁38倶楽部を会場として、「京都府師範学校同窓会」発会式が行われ、この日出席した同窓生は234名に達した。

  • 明治42年(1909) 4月25日「京都府師範学校同窓会」が発足し、会長に母校の校長が就任
    大正7年(1918) 明治41年に京都府師範学校から独立した「京都府女子師範学校」の卒業生の集まりを「紫水会」と称した
    大正9年(1920) 「京都府女子師範学校同窓会」が発足し会名を「衛友会」と称した
    大正10年(1921) 会長を会員の中より選出し、母校の校長は顧問に就任
    昭和5年(1930) 6月1日 第21回総会において、会の名称を「京師同窓会」と改称
    昭和24年(1949) 「京師同窓会」「衛友会」及び「青年師範同窓会」を合併して、同窓会名を「紫郊会」と改称
    昭和31年(1956) 6月 同窓会の名称を「京都学芸大学同窓会」と改称
    昭和40年(1965) 6月2日 文部省から社団法人の許可を受け、同窓会の名称を「社団法人京都学芸大学同窓会」と改称
    昭和41年(1966) 4月1日 母校大学名の変更に伴い同窓会名を「社団法人京都教育大学同窓会」と改称
    平成22年(2010) 社団法人を解散し、任意団体の「京都教育大学同窓会」として事務局を大学構内に移す